前回のカテゴリではCADのスクールについて色々と考えてみて、効率良く覚える事を意識するという名目で結構色々な無駄話もしてしまいました。
どのように覚えるのかは人それぞれで全然良いのですが、傾向としてはやはり「期限を切って」「短期集中で」「目的意識を持って」覚えるという感じになると思います。
そんなに紙に書いたように理想的には進まないとは思いますが、そこを目指す事にはやはり大きな効果があるので、ぜひ試してみる事をお勧めします。
このカテゴリでは、こうしてCADを覚えるていくにあたって役に立ちそうな、CADに関する周辺環境について色々と取り上げていこうと考えています。
CADを実際に仕事で使う際には、当然パソコンとCADのソフトが必要になってくる訳ですが、ただパソコンとCADがあれば良い訳ではありません。
出来るだけ効率良く仕事が出来るような環境というのは確実にあるので、ある程度はそうした環境を整えていく必要があります。
なんだか「形から入る」みたいな感じになっていますが、形式を整える事には一定の効果がありますから、そこを無視する訳にはいきません。
一定の効果があってなおかつ手軽に実行できるものであれば、積極的に実行していった方が仕事の効率が上がるので絶対に良いはず。
当サイトではこうした考え方をしていますので、そのあたりの具体的な考え方を色々と説明していこうかと思っています。
もちろん全部に賛成する事は出来なくて、少しだけしか参考になる情報がなかったとしても、それで少しでも仕事の効率が上がれば充分です。
CADを使って仕事をする環境を整えるという考え方は、今の環境を少しでも快適になるように整えるという事を意味しています。
そうすることによって少しでも仕事の効率を高めていき、作図の速度や正確さを高めていく、というような考え方をしていく訳です。
こうした細かい環境についての話をしていくと、そんな細かい部分を気にしても仕方がないのではないか、という意見がでるかも知れませんが…
そこで少し考えておきたいのが、そもそもCADの為に環境を整える前の状態が、どのように作られたのかという話です。
CADの為に細かく環境を整える事は無駄というか細かすぎる。
もし本当にそう思うのであれば、今の環境がベストであると言えないとダメだと思います。
しかしそのベストの環境がどのような経緯で作られたのかを考えていくと、それほど厳密に考えられたものではない事が分かるはず。
これは人によって様々だとは思いますが、大抵の場合はパソコンを購入して設置した時の環境をそのまま使っている、という感じだと思います。
それがCADを効率良く使っていく為のベストな環境であるはずがありません。
仕事でCADを使っていく事を考えているのであれば、かなりの長時間パソコンを操作していく事を覚悟しなければなりません。
これはもう仕事の種類として仕方がない事で、バスの運転手さんが長時間バスに乗ることを覚悟するのと同じような話ですよね。
そうした環境で結構長い時間を過ごすことになる訳ですから、少しでも快適な環境の方が良いに決まっています。
長時間の作業になる訳ですから、少しの違いが大きな差を生むことになるという考え方は、今後何度も当サイトで出てくる話になるので、覚えておいて頂けると嬉しいです。
先ほどの例で言えば、バスの運転手さんが長時間シートに座って運転する際に、腰の負担を減らすためのクッションを利用する事と同じです。
そこにシートがあって座れるなら何でも良い、とはならないと思いますが、同じような話がCADとパソコンの環境にも言えるんです。
と言うことで、このカテゴリではCADに関する話と、その周辺環境についての話を細かくしていきますので、興味のある方はぜひ一通り読んでみてください。