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グラデーション(GRADIENT)

前回までの説明では、AutoCAD(オートキャド)で図面を作図する際に、指定した範囲を何らかのパターンで網掛けしていく「ハッチング」と呼ばれる機能を紹介しました。
これは結構使用頻度が高い機能になる場合が多いので、基本的な操作の流れと、どんな設定が出来るのかをしっかりと押さえておきましょう。

今回はちょっと似たような作図系の機能になってしまいますが、グラデーション機能の概要と具体的な手順を紹介していきたいと思います。

グラデーションのイメージ
グラデーションという機能によってどのようなものを作図する事が出来るのか、というのはもう機能の名前を見て頂ければ…

グラデーション機能を使った例

このように色が徐々に変わっていくような塗りつぶしパターンを作成するのが、今回紹介するグラデーション機能になります。
まあ結構派手な感じの要素ですよね。

「こんな塗りつぶし使うんですか?」という声が聞こえてきそうですが、上図はあくまでも分かりやすさとインパクトを優先したサンプルです。
とてもセンスがあるとは言えない状態になっている訳ですけど、まあこれはもうセンスの問題なので仕方がありませんと言うしかないです。

作成する側のセンスにもよりますが、実際には地盤の表現で使用したりなど、そこまでど派手なグラデーションを使う機会はないと思います。
例えば地盤の表現をする場合はこんな感じです。

地面をイメージしたグラデーション

どうも良い感じに表現する事が出来ず、だいぶセンスがない感じになっていますが…このような感じでグラデーションは使用していきます。
グラデーション機能の具体的な使い方をこれから紹介していきますが、基本的な動きはハッチングの時と全く同じです。

グラデーション機能の場所

上記の位置にグラデーションのボタンがあるのでクリックすると、ハッチングの時とほとんど同じ画面に切り替わります。
ここでグラデーションのパターンがいくつか用意されているので、その中からちょうど良いパターンを選択するのがまずはハッチングと違う部分です。

グラデーションのパターン選択

パターンの数はそれほど多くはないので、色々と試していく中でどんな雰囲気になるのかはすぐに掴めてくるのではないかと思います。

もう一つハッチングと違う設定が必要なのが色です。
グラデーションと言うからには、当然色1から色2に向かって少しずつ色が変化していくパターンになる訳です。
どの色からどの色へと変化していくのか、その色を選択していく事になります。

グラデーションの向き選択

上図の地盤グラデーションの場合、44番という茶色っぽい色から、255番という白い色までのグラデーションを作成しています。
範囲の指定や角度の設定などはハッチングと同様で、背面に移動した方が良いという話もハッチングと全く同じになります。

ここまではリボンメニューでの作成方法で、次にクラシック表示の場合のグラデーション作成方法について考えてみましょう。
クラシック表示の場合には、やっぱりリボンの時とは違ったメニューが表示される事になり、以下のようなメニューの中で同じような設定をしていく事に。

クラシック表示の場合のグラデーション設定

これはハッチングの場合と同じで、別にメニューが出るとは言っても、設定すべき項目は全然変わることがありません。
グラデーションのパターンと色を二色選択する事になるので、最終的なイメージを想像しながら色の設定をしていく必要があります。

リボンでもクラシック表示でも、結局はどちらも直感的な操作感になっているはずなので、どちらでもそれほど大きく操作が変わる訳ではありません。
今自分が選択しているAutoCAD(オートキャド)の作図メニュー方式に合わせて、少しずつやり方を変えていく、という考え方が正解ではないかと思います。

グラデーションについての説明はこんな感じです。
そこまで頻繁に使う機能ではないと思いますが、使いどころによっては見た目が非常に美しくなる可能性がある機能でもあります。
ハッチングとセットでとりあえずやり方と概要を覚えてしまう事をお勧めします。

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