AutoCAD(オートキャド)の操作を覚える為にスクールを活用するという選択肢は、色々な状況を考えてみると結構現実的なものです。
お金がかかってしまうという点が最大のネックではありますが、プロが提供するサービスにはお金がかかるものです。
何もリスクを負わず、さらに全くコストも負担せずに、プロのサービスを受けることは難しいので、これはもう仕方がないと考えるしかありません。
実際にどれくらいのお金が必要になるのか、というあたりの話は今後具体的に取り上げていくことにして、今回はスクールを活用するメリットについて考えてみることにしましょう。
AutoCAD(オートキャド)のスクールを活用するメリットはいくつかありますが、主なものを挙げてみると以下のような感じになります。
・パソコンとCADが用意される
・スケジュールがきちんと決められるので継続して勉強しやすい
・教えてくれる相手が目の前にいるので質問が出来る
・基本的な操作から応用までを体系的に教わる事が出来る
という感じで、スクールでは色々なメリットがある事が分かります。
自宅にパソコンがなかったり、AutoCAD(オートキャド)を購入していなくても、スクールに通えばそこで問題なく操作をやってみることが出来る。
これはまず大きなメリットだと言えるでしょう。
また、毎週決まった時間にスクールに通う予定になっていると、それが習慣になってくるので継続した学習が可能になります。
これは若干後ろ向きなメリットで、本当なら自分が興味を持った事に対して、学習を継続出来ない状況になるのはおかしいのですが…
人間というのは楽な方向に向けて流されていくもので、自宅で勉強しようと思っているとついつい「今日は疲れたからいいや」みたいなことになるんです。
そうした残念な状況を回避するために、スクールを使っていくという方法は、ひとつの選択肢ではないかと思います。
そしてスクールでは講師に直接質問が出来るというメリットもあります。
これが最も有効なメリットではないかと思いますが、理解できなかった事をその場で質問できるというのは非常に大きいです。
スクールによってはビデオ講習になっている場合もありますから、そのあたりは申し込む前に慎重に調べていく必要はありますが…
こうした操作関連の質問は、離れた場所でメールをやりとりすれば解決する場合もあるので、メールという手軽さもひとつの選択肢ではあります。
しかし、その場で話をして解決してしまう方が、お互い考えている事が理解しやすいという事もあるので、教わる側としては有り難いのではないかと思います。
説明が分からなかった場合にはすぐにそれを相手に伝えることが出来て、その疑問に対する回答もその場でもらうことが出来る。
このスピード感のあるやりとりは、やはりメールでは出来ない事ではないかと思います。
あとは教わるカリキュラムについて。
スクールはAutoCAD(オートキャド)の操作を教えるプロですから、初歩的な話から少しずつ応用的な話へと進んでいくという感じで教えてくれます。
体系的に教わる事が出来れば、間違いなくAutoCAD(オートキャド)を操作出来るようになる為に必要な時間は短くなるはずです。
こうしたやり方で教わった場合には、自分が誰かにAutoCAD(オートキャド)を教える立場になった場合でも、順序よく教えてく事が出来る訳です。
教え方が上手くなりがちというメリットもあるので、やはりスクールに通うメリットはかなりあるのではないかと思います。