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印刷関連機能まとめ-4

オートキャド(AutoCAD)の印刷関連機能について、今まで説明してきた内容をまとめてきましたが、まとめは今回で終わりです。
最後にちょっとマニアックな設定かも知れませんが「pc3」ファイルと、連続印刷機能としてパブリッシュ機能を紹介して終わります。

□pc3ファイルの活用方法

オートキャド(AutoCAD)で作図した図面を印刷する際には、色々な設定をしていく必要がありますが、その際に選ばなければならない選択肢の数は結構多いです。
例えばプリンタであれば、パソコンにインストールされているプリンタが全て表示されていて、その中からよく使うプリンタを選択する必要があります。

しかし実際によく使うプリンタというのは、A1サイズの図面を印刷する場合のプロッタと、A3サイズの図面を印刷する場合のプリンタがあるくらいです。
あとは先ほども書いたように、紙に印刷するのではなくPDF形式の図面として保存をする為に用意されたPDFプリンタを選択するくらい。

要するに三種類くらいしか実際には選択しないのに、場合によっては10種類くらいのプリンタが表示されているリストからプリンタを選択する場面があります。
これは明らかに無駄な手間で、絶対に選択しない選択肢があるというのは、やはり仕事の効率化を考えるとなるべく避けたいところです。

また、プリンタを選択した後で「どんなサイズの用紙に印刷をするか」という選択肢があります。
A1サイズの図面を印刷出来るプロッタであればA1サイズの用紙を選択するし、A3サイズの図面を印刷するプリンタでは、やはりA3サイズの用紙を選択する場合が大半です。

なのに用紙の選択肢は、写真サイズやはがきサイズなどの選択肢が表示されている。
これも「絶対に選択しない選択肢があって困る」という、先ほどのプリンタについての話と全く同じで、あまり効率が良いとは言えません。

そうした色々な無駄を省略するために、オートキャド(AutoCAD)が用意してくれているのが「pc3」というファイルです。

・まずは通常使うプリンタを選択

・プロパティ画面で不要な用紙サイズを表示しない設定に

・ついでにカラー印刷かモノクロ印刷かも設定しておく

・その設定をプリンタ名として分かりやすい名前で保存

・必要なプリンタを作成した後で「システムプリンタは非表示にする」

このような手順を踏む事で、印刷をする際に選択する選択肢は非常にシンプルな状態になります。
シンプルな状態にする為の手順は結構手間が多いですが、一度準備が出来てしまえばその後はもうシンプルな状態で操作するのみ。
ある程度時間をかけて(と言っても数十分だとは思いますが)やってみる価値はあると思います。

要するに「絶対に選択するものだけが選択肢としてリストに表示されている」という状態になるので、これ以上ないくらい無駄がない印刷操作が実現する事に。
と、これは少し大げさな表現でしたが、必要のない選択肢を表示しないだけでもかなり操作はシンプルになるのでお勧めです。

これは非常に地味なせいか、私の周囲で実行している方はそれほど多くはありません。

□パブリッシュによる図面の一括印刷

オートキャド(AutoCAD)ではひとつのモデル空間に作図をしていき、その内容をペーパー空間に抜き出してレイアウトしていくというやり方が出来ます。
モデル空間とペーパー空間、そしてビューポートという機能を組み合わせる事で、この非常に便利なやり方が実現します。

このやり方で図面をレイアウトしていくと、パブリッシュという機能を使ってペーパー空間にレイアウトした図面を一括で印刷する事が出来ます。
連続印刷処理というのは昔のオートキャド(AutoCAD)にはなかった機能で、この機能が出来た時にはもう大喜びでした。

パブリッシュ機能を使うことによって、確実に仕事の効率は間違いなくアップすると分かっているからで、これはもう本当に便利な機能です。
パブリッシュ機能を使って一括で印刷をするには幾つかの制約があります。

・ペーパー空間を複数選択してパブリッシュする

・なので図面1枚につき1つのペーパー空間で構成する

・そのペーパー空間を印刷する設定をあらかじめ作っておく

しかしこうした制約は特に操作を制限する程のものではないので、パブリッシュ機能の特徴を知って設定をしていけば大きな問題にはなりません。

印刷関連機能まとめ

という事で…

図面を印刷する作業に関わる話をこのカテゴリでは取り上げてきましたが、長かった説明もようやくこれで終わりになります。
ここまで読んで知識を貯めた方には、ぜひ実際の業務で使ってみてスキルを高めていって頂きたいと思います。

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