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データ上で色を分ける理由

AutoCAD(オートキャド)で作図した図面を印刷する際には、基本的には白黒で印刷する部分が大半になってくる。
そんな話を前回は取り上げて、その理由についてもあわせて考えてみました。

図面を白黒で印刷する場合であっても、AutoCAD(オートキャド)の操作画面を見るとカラフルになっている場合が多いのが実際のところです。
これはなぜなのか、というあたりについて今回は考えてみることにしましょう。

カラフルな状態

AutoCAD(オートキャド)の画面上で色を変えていくのは2つの理由があって、どちらも図面をまとめていく為には欠かせない理由になっています。

・線の色によって印刷する際の太さを変えている

・作図する線がどのような意味を持つ線なのかを明確にする

上記のような理由があるので、AutoCAD(オートキャド)で作図する図面データには様々な色が用いられているんです。
これから、それぞれの項目についてもう少し詳しく説明してみます。

□線の色による印刷結果の違い

AutoCAD(オートキャド)では、紙に印刷する際に「印刷スタイル」と呼ばれる設定ファイルを使って印刷結果を調整していきます、
印刷スタイルが具体的にどのような設定になっているかというと、それぞれの色ごとに印刷する場合どのように出力するか、細かく決める事が出来るようになっています。

色の設定

上記は印刷スタイル「color」という私が作った設定で、「色1」という項目の設定になっていますが、これを見ると以下のような事が分かります。

・色1はCAD上では赤い線で…

・その色を印刷時には黒で印刷する

・印刷時の太さは0.05mm

AutoCAD(オートキャド)には色番号が1~255まであるので、それぞれの番号ごとに設定を細かく調整していく必要があります。
そこで決めたルールにあわせて作図していく事によって、太い線と細い線と白黒カラーを織り交ぜた見やすい図面が印刷出来る、という流れです。

CADで作図をする側であれば、色による細かい印刷結果の違いなどを意識しながら作図をしていく事が求められます。
そこを意識しないと、せっかく作図した図面が非常に見にくい状態になってしまうので、最後の最後で図面の価値を落としてしまわないように配慮が必要なんです。

このような理由から、作図した方からデータを貰う際には、CADデータとセットにして印刷設定も貰う事をお勧めします。
逆に、特にお願いしなくても印刷設定を送ってくる方は、自分が作図した図面の見た目にもきちんと配慮していると思われます。

最近はPDF印刷をしてCADデータとセットで添付される場合が多いので、印刷スタイルの重要性は少しずつ減ってきていますが…
作図する側であれば印刷する際に必ず使う事になるファイルなので、まずはその設定を細かく調整していくことをお勧めします。

□色分けによる各線の差別化

図面には一本一本の線に意味があるから、読む側はその意図をしっかり見極める必要がある。

これは私に図面の読み方を教えてくれた方の言葉ですが、今であれば私も図面の読み方や描き方を教える相手に同じ事を言うと思います。
作図している方であれば、自分が引いた線の意味を説明出来る必要があるし、図面を見る側であれば、その意図を汲み取っていく必要があります。

意味がある線をたくさん引いていく中で、作図している図面内の色が全部同だったら、ちょっと線の区別がしにくい状態になってしまいますよね。
せっかくAutoCAD(オートキャド)では線の色を変える事が出来るのだから、線の意味によって色を変えておいた方が分かりやすいはず。

線の意味によって印刷する線の太さも変わってくるので、そういった意味でも色を変えておくのは効果的という事になる訳です。

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