オートキャド(AutoCAD)のプロになる為に

オートキャド(AutoCAD)を使って実際に図面を作図する為に有効な機能などを紹介します

  • 自動で保存する機能
    自動保存という機能

    AutoCAD(オートキャド)を使って作図した図面は「dwg」という拡張子のデータとして保存される事になります。そのデータをうっかり消してしまうと図面が消えてなくなってしまう、というのは結構普通の事で、非常に怖い事でもあります。こうした危険性についての話は、別にAutoCAD(オートキャ[...]

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  • 定期的なバックアップ
    万が一データが消えてしまうと…

    オートキャド(AutoCAD)で作図した図面はいわゆる「電子データ」なので、消えてしまうともう何も対処が出来ません。パソコンが壊れてしまうリスク、もう少し細かく言うとパソコン内部にあるデータを保存する部分が壊れてしまうリスクを考えると、やはりデータは万が一に備えておいた方が良い。前回はそ[...]

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  • データのバックアップについて考える
    データのバックアップについて

    前回は最新版のオートキャド(AutoCAD)を使う為の方法として、サブスクリプション契約について少し考えてみました。最初にまとまった金額を支払ってソフトを購入すると、その後の支払いがないので長い目で見れば安価になるかも知れません。しかしそうすると、年々そのバージョンは確実に古くなっていき[...]

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  • サブスクリプションという選択肢
    サブスクリプションという解決策

    新しいデータ形式に対応する事が難しくなるという理由だけではなく、オートキャド(AutoCAD)が新しく用意している機能を使う機会が得られない。古いバージョンのオートキャド(AutoCAD)を使い続けるのは、確かに慣れているからスムーズに使えるというメリットもありますが、やはりデメリットもあるもの[...]

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  • 古いバージョンが常に良い訳ではない
    古いバージョンに合わせる場合でも…

    オートキャド(AutoCAD)を使ってどんな図面を作図するのか。それによって多少は違ってくるはずですが、ひとつのプロジェクトで必要な図面を全て一人で作図する、というような事は少ないと思います。そうなると色々な方と図面を描いていく事になって、そうなると様々なバージョンのオートキャド(Aut[...]

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  • 古いバージョンで図面を保存
    古いバージョンで図面を保存する

    同じオートキャド(AutoCAD)で作図した図面でも、新しいバージョンで作図したdwgデータが古いバージョンでは開けない場合があります。なぜこうした問題が発生するのかというと、毎年新しいバージョンのオートキャド(AutoCAD)が発売されるからですが…これはもう企業として当然の動きなので[...]

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  • データ形式の違い
    AutoCADのバージョンによるデータ形式の違い

    オートキャド(AutoCAD)以外のCADで作図された図面を読み込んだり、あるいは作図した図面を他のCADで開けるような形式で書き出したり。そうしたデータ変換には「dxf」という中間ファイル形式を利用する事になる、という話を前回までの説明では取り上げました。ただ、dxfデータ変換も完璧で[...]

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表示関連の機能まとめ-3

今回も引き続きオートキャド(AutoCAD)の表示系機能について簡単にまとめた内容を紹介していきます。

□UCSとWCS

オートキャド(AutoCAD)で作図をする為に用意されているモデル空間では、X方向・Y方向・Z方向それぞれの座標が設定されています。
CAD側があらかじめ用意している座標系を「WCS」と呼び、これはもう作図する側でどうこうする事も出来ない初期設定の座標系になります。

その一方で、作図する側が自由に設定出来る座標系も用意されていて、その座標系を「UCS」と呼びます。
初期状態では「WCS」=「UCS」になっているので、設定を変更しない限りは特に問題なく作図を進める事が出来ます。

しかし、例えば45°振った角度を標準の水平垂直に設定したい場合など、自分が作図したい基準ラインを変える際にはUCSを変えた方が便利です。
このよく分からないUCSを変更するのではなく、そのままの状態で作図した後で作図した要素を45°回転させるやり方でも作図は出来ます。

しかし両方のやり方を知っている私としては、UCSを45°回転させた後に作図をした方が楽だという事を知っているので、やはりUCSを変更する事をお勧めします。
ちょっと取っつきにくい機能ではありますが、使いこなす事が出来ればきっと作図の際に役立ってくれるはずなので、ぜひ挑戦してみて頂きたい機能です。

UCSの設定については今回そこまで詳しい説明が出来ていないので、いずれもう少し詳しく説明する事が出来ればと思っています。

□オブジェクト情報・プロパティ

オートキャド(AutoCAD)で作図した要素の情報を改めて知りたい、という状況は結構多いはずですが、そんな時に役立つのが以下の機能です。

・オブジェクト情報「LIST」コマンド

・プロパティ画面による確認(Ctrl+1)

いずれの方法でも、作図した線分などの細かい情報を知ることが出来るので、状況に応じて使い分けていくと便利です。

LISTコマンドはシンプルな機能で使いやすいですが、複数のオブジェクト情報を確認する際に少し煩雑になる傾向にあります。
プロパティ画面でもやはり複数の線分の長さを一度に計測する事は出来ませんが、複数のオブジェクトを選択して設定を変更する際にはこちらの方が便利です。

□距離の計測

オブジェクト情報を確認する機会が結構ある、という話を先ほどは紹介しましたが、二点間の距離を計測したい状況も結構あります。
そんな場合は以下のやり方で距離を計測すると便利です。

・「DIST」コマンド

・「MEASUREGEOM」コマンド

・寸法を実際に記入してしまう

どのやり方を選択しても距離を計測する事は出来るので、一度実際に試してみてしっくりくるやり方を選択するのが良いです。
私の場合は「DIST」コマンドを現在は使っていますが、恐らくもう少ししたらやり方を見直す事になると思います。

寸法を記入してしまうやり方は非常にシンプルで便利ではありますが、距離を確認した後でその寸法を消すという一手間をどう考えるかです。
消し忘れのリスクや消す手間などを考えると、個人的にはあまりお勧め出来ないやり方ですが…実際の業務では結構使う事があります。

やっぱり手軽な操作というのはそれだけで有利なものです。

オートキャド(AutoCAD)の表示系機能についてのまとめはこれで終わりです。
表示系の機能について詳しく知っていく事で、少しずつ作図がスムーズになっていくはずなので、ぜひ色々と試してみる事をお勧めします。

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